# COUNTRY style
■三条市 T様 家事動線や収納計画もバッチリ!木の質感あふれるカフェスタイルの住まい
燕三条駅まで徒歩7分程度と交通のアクセスがいい場所に建つT邸。車通りが多いバイパスにも近いが、バイパスから一本奥へ入った通りにあるため思いのほか静かな環境だ。100m程東側には信濃川が流れており、2階のルーフバルコニーからは大きな空が広がるのどかな風景が眺められる。
そんなT邸は、ご夫婦と1歳の息子さんの3人で暮らす住まいだ。主張しないアースカラーの塗り壁で仕上げられた外壁がかわいらしく、白い窓がアクセントになっている。
「家づくりに必要なことを一から教えてもらう」
▲スタイルハウスの代表・小林弘幸さんとTさんご家族。
「以前はこの近くにある2LDKのアパートに住んでいたんですが、子供が生まれて物が増えていき、だんだんと手狭に感じるようになりました。そんな時すぐ近くで開催していたスタイルハウスさんの完成見学会を見に行ったんです。戸建てに憧れていた時に見学に訪れたことで、一気に家を建てたいという気持ちが高まりましたね」と奥様。
「ただ、自分たちは住宅購入に関して資金計画などの知識がなかったんです。後日、スタイルハウスの小林社長による無料相談を受けて、家づくりに必要なことを一から教えて頂きました。それで不安が取り除かれていったんです。家は大きな買い物ですが、話をしていく中で『この人なら安心して任せられそうだ』と思い依頼を決めました」(ご主人)。
「羅針盤を元に家のイメージを具体化していく」
土地は奥様の実家の敷地の一部を譲り受け、そこに家を建てることが決まった。資金計画をしてみると、ローンで支払う金額はアパートの家賃とほとんど変わらないことも分かり、それならば早い方がいいだろうと考えるようになったという。
「最初に、希望する家を具体化するための質問シートを頂き、夫婦別々に解凍をしていきました。すると、その回答を元に『羅針盤』というグラフが完成しました。そうすることで、ぽわーんとしていた理想の家のイメージが具体化されてきて、それを元に間取りを考えて頂きました。ちなみに最初に出していただいたプランが気に入って、ほぼそのまま進めて頂いたんです」と奥様。
「あとはファイナンシャルプランナーの方からお金のことを学べたのも良かったです。お金の増やし方や貯め方についても教えて頂けましたし」(ご主人)。
そうして一つ一つ階段を登っていくように家づくりは進んでいった。2018年の2月に初めてスタイルハウスの小林社長に出会ったTさんご夫婦は、同じ年の12月には新居を完成させることができたという。
「LDKと隣り合う和室は多目的に使えるスペース」
Tさん夫妻が強く希望したのが1階の和室だ。
主寝室は2階に設けているが、将来的には1階の和室を寝室として使い、階段を上り下りすることなく暮らしが完結できるようにと考えてのことだという。LDKに隣接した6畳の和室は建具を開ければLDKと一体に使うことができ、閉じれば個室として使える。
今は洗濯物を畳んだり、お子様が昼寝をしたり、おもちゃで遊んだりと、多目的に使えるフリースペースとして重宝しているという。「友人や県外で暮らす弟が泊っていくこともあります。ゲスト用の寝室として使えて便利ですね」とご主人。
「機能性も兼ね備えたカフェ風インテリア」
LDKはオークの床材で仕上げられたカフェ数の空間。キッチン前の壁面にも床と同じオークを張り、一層木の質感が感じられるインテリアが完成した。
ダイニングやリビングの家具は、全てスタイルハウスで扱っている家具でコーディネート。「社長の奥様にこの空間に合わせてコーディネートしてもらいました」とご夫婦。シンプルな内装に程よく色が入り、センスのいいLDKができ上がった。「実は自分たちでは具体的なイメージが出てこないことが多く、毎回素敵な提案をして頂けたのですごくスムーズに決めることができました」(ご夫婦)。
また、物がすっきりと片付いているのは、随所に設けられた収納のおかげだという。用途ごとに収納が設けられているので、使う時に出しやすく片付けるのも簡単だ。例えばダイニングテーブルのそばにある収納にはコードレス掃除機が納められていたり、和室の押入にはお子様のおもちゃや上着が収納されていたりというふうに、それぞれの場所で使うものを最寄りの収納に格納できる。
▲ゆとりある玄関ホールも奥様のお気に入りだ。
「玄関の横にはシューズクロークを設けて頂きましたし、収納をたっぷりとつくって頂いたので、まだまだ余裕がありますね」と奥様。
▲玄関の隣に設けられたシューズクローク。便利なコート掛けもある。
「脱衣室との行き来もスムーズな対面式キッチン」
キッチンは対面式を採用しており、ダイニングやリビングで過ごす家族を眺めながら料理ができる。
▲空間に馴染むように造作された収納棚。ゴミ箱を置くスペースも考えられている。
「アパートでは小さな壁付けタイプのキッチンでしたが、作業スペースも広くなり快適に料理ができるようになりました。大人二人が並んで立っても窮屈さを感じさせないですし」(奥様)。
また、キッチンと洗面脱衣室が隣接しているので、家事の動線も短くスムーズだ。洗面脱衣室には天井に物干し用のフックが吊り下げられており、バスタオルを干すのにも重宝する。
洗面台には自然石モザイクがあしらわれており、さりげない彩がアクセントになっている。
「広い室内干しスペースに、開放的なルーフバルコニー」
2階には個室が2つと主寝室が1つ。個室はお子さんが大きくなったら子ども部屋に使い、もう一つの個室は釣りを趣味とするご主人のホビールームとして活用する予定なのだとか。
廊下の一部は物干しスペースを兼ねており、ここでたっぷりと洗濯物を干せる設計だ。
ロールスクリーンで洗濯物を丸ごと目隠しできるので、2階に来客があっても洗濯物を気にせずに干しておける。建物全体の空調と冷暖房を実現する「エアー断熱」が使われているので、冬でも洗濯物が乾きやすい。
また、寝室の掃き出し窓を開ければ、広々としたルーフバルコニーに出られる。
「洗濯物や布団がたっぷり干せますし、夏になったらここでプールを出して子供を遊ばせたり、家族でバーベキューを楽しみたいですね」とご主人。ルーフバルコニーは外からの目を気にすることなく開放的に過ごせる気持ちのいい場所だ。春や秋の暖かい日に、日向ぼっこをして過ごすのも気持ちよさそうだ。
「アパートでの悩みが全て解消された快適な住まい」
家の快適性もアパート住まいの頃と比較して劇的に変わったという。「アパートの2階に住んでいたんですが、冬はとても寒く、逆に夏はすごく暑かったです。子どもが小さいので周囲の部屋の方に気を遣いますし、冬は石油ファンヒーターを使っていたので窓の結露がひどかったですね…。今はそのようなアパートでの悩みが全てなくなり、不便さや不快さを感じなくなりました。強いて不便さを挙げるなら、2階建てになったことで、朝主人を起こしに階段を上がる手間が増えたことくらいです(笑)。そのくらい快適な生活を送れています。あと、この家に住み始めてから子供が風邪を引かなくなりました」と奥様。
「床材をはじめ木をたくさん使っていただいたので、質感がいいですよね。日差しも入ってきて気持ちいいですし、本当に冬を快適に過ごせました。夏の暮らしも楽しみです」(ご主人)。
「熱が逃げやすい窓は樹脂サッシを使用し、しっかり断熱性能を高めているのも特長です。インテリアは、ご要望を伺いながら、建具や造作家具、テーブルやソファなどの家具までトータルでご提案させて頂きました」と話すのはスタイルハウスの小林さん。
新築の憧れを抱きながらも、不安を抱えながら家づくりをスタートしたTさんご夫婦。しかし、さまざまな不明点を小林さんが丁寧に解説し、不安を解消しながら安心して前に進むことができたという。
「こんなに素敵な家をつくってもらえて本当にうれしいです。地元の工務店さんで、小林さんは何かあったらすぐ来て下さいますし、完成してからのサポートも安心できるのがいいですね。これからも長いお付き合いをお願いしたいと思います」と奥様。
明るく伸び伸びとした暮らしを楽しむTさん家族。心地よい住まいでたくさんの思い出がつくられていきそうだ。