洗面所の壁にタイルを選ぶメリットと注意点をご紹介します!

2024.01.06 #ちょっとこだわる。

新たな住まいのデザインを考える際、洗面所のデザインは重要な要素の一つです。
多くの人が洗面所を美しく、かつ機能的に保つことに価値を見出しています。
特に洗面所の壁にタイルを選ぶことは、耐久性、機能性、美観の面で非常に魅力的ですが、コストやメンテナンスといった面も重要な検討ポイントです。
この記事では、洗面所の壁にタイルを選ぶ際のメリットと注意点をご紹介します。

□洗面所の壁にタイルを選ぶメリット

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タイルは洗面所の壁に最適な材料とされており、以下のような利点があります。

*耐久性と防水性に優れる

タイルの最大のメリットは、その耐久性と防水性です。
粘土を成形し、釉薬でコーティングした後に高温で焼き上げる製造過程は、タイルを硬く、劣化しにくい材質にします。
タイルの表面はツルツルしており、汚れが付きにくく、変色にも強いため、洗面所に適しているといえるでしょう。

*掃除が容易

タイルの表面は滑らかで、汚れを簡単に落とせます。
洗面台周りは水はねや石鹸カスで汚れがちな場所ですが、タイルなら洗剤を付けたスポンジで軽くこすれば、汚れがすぐに落ちます。
さらに水で流すだけで光沢も戻るため、清潔な状態を維持しやすいです。

*デザインの多様性

タイルは色や形、パターンの豊富さから、デザインの選択肢が多いのも魅力です。
個性的なデザインやカラーリングで、洗面所をユニークな空間に演出できます。
自分の好みや家の全体的なデザインに合わせて選べる自由度の高さは、タイルの大きなメリットといえるでしょう。

□洗面所の壁にタイルを選ぶ際の注意点

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しかし、タイルを選ぶ際には以下のようなデメリットも考慮する必要があります。

1:コストが高くなる傾向

タイルの施工は他の選択肢に比べてコストが高くなりがちです。
例えば、クロスなら1平方メートルあたり約800円〜1,000円ですが、タイルでは3,500円〜20,000円という価格差があります。
品質やデザインによってはさらに高価なものもあり、初期コストには特に注意が必要です。

2:目地の汚れが問題に

タイル自体は汚れにくいものの、目地の部分は汚れやカビが生じやすい点がデメリットです。
定期的な掃除が必要で、目地の色を変更することや抗菌、防汚加工が施された目地材を選ぶことでメンテナンスを軽減できます。

3:定期的なメンテナンスが不可欠

目地材は約10年で劣化するため、定期的な補修が必要です。
劣化が進むと汚れが付きやすくなり、カビの発生や水漏れの原因にもなります。
長期的な視点でメンテナンス計画を立てることが大切です。

□まとめ

洗面所の壁にタイルを選ぶことは耐久性、防水性、掃除のしやすさ、デザインの多様性といった大きなメリットがありますが、一方でコストや目地の汚れ、定期的なメンテナンスの必要性などのデメリットも考慮する必要があります。
この記事を参考にして、ご自身のニーズに最適な選択を行ってください。

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