家づくりをお考えの方へ!トイレの位置における失敗例とそれを防ぐポイントを紹介!

2023.01.30 #間取り、プランの考え方

「お部屋には満足しているけど、不便なトイレの位置なってしまった」
設計を決める際、優先順位が下がってしまいがちはトイレですが、毎日使うため少しの不便が大きなストレスに感じてしまうかもしれません。
そこで今回は、家づくりにおいてトイレの位置で失敗しないために、よくある失敗と防ぐためのポイントを解説します。

□家づくりの際は気をつけるべき!トイレの位置における失敗例について!

トイレの位置で失敗しやすいのは、他の空間につながっている位置にトイレを設置してしまう例です。
お部屋から見えやすい位置にある場合、匂いや音が気になってしまいトイレに行きづらくなる可能性があります。

また、寝室の真上にトイレを設置する場合も注意が必要です。
音は真下に響きやすい傾向があるため、トイレを使用した際、静かに過ごしたい寝室に音が聞こえてしまいます。
階層ごとの間取りだけでなく、住宅の上下関係についても注意して間取りを決めましょう。

加えて、玄関横にトイレの設置を検討している方も注意しましょう。
来客があった際、他の家族が来客の対応をしているところにトイレへ行くのは少し気まずいかもしれません。
トイレが2つ以上ある住宅では問題ありませんが、1つしかない場合は配置の再検討をおすすめします。

最後は、脱衣所や洗面所を通らなくてはトイレに行けない設計の住宅です。
家族が脱衣所で着替えている時に、トイレに行きづらく感じてしまうかもしれません。
特にプライベートを重視する方は、トイレの位置を変えた方が良いでしょう。

□トイレの位置や配置で失敗しないためのポイントについて!

住宅が完成してからトイレの位置や配置に後悔してしまわないように、3つのポイントを押さえておきましょう。

1つ目は、音漏れや匂いが気になる位置は避けることです。
音や匂いが気になると、トイレ自体に行きづらくなってしまいます。
間取りを決める際は、人が集まるリビングや吹き抜けの近くに設置していないか確認しましょう。

2つ目は、よくありがちな失敗としてご紹介した、出入りしにくい位置には設置しないことです。
出入り口周辺に配置する予定の家具の位置も確認して、出入り口を妨げていないかチェックしましょう。

3つ目は、便器が丸見えの状態にしないことです。
便器がトイレ扉の正面にある場合、トイレを出入りする際に外から便器が見えてしまいます。
来客の目が気になってしまう位置にトイレを設置する場合は、トイレのドアに対して横向きに便器を配置しましょう。

□まとめ

今回はトイレの位置における失敗について解説しました。
家づくりをする際、リビングやお部屋の配置などに目がいきがちですが、トイレは毎日使う場所ですので配置に気をつけて、ストレスのない生活を送りましょう。
当社では、お客様の生活に合わせた住宅スタイルを提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

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