吹き抜けを導入したい方必見!照明のポイントを紹介します!

2023.04.30 #間取り、プランの考え方

住宅に広く取り入れられている吹き抜けですが、よりおしゃれで機能的な空間を実現するのに重要なのが照明です。
吹き抜けには、どのような種類の照明が適しているのでしょうか。
また、照明選びで失敗しやすいポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、吹き抜けを導入したい方へ、照明のポイントを紹介します。

□吹き抜けにおすすめの照明とは

灰方の家-16

照明には様々な種類がありますが、吹き抜けにおすすめな照明としては「ペンダントライト」や「スポットライト」、「ブラケットライト」が挙げられます。
また、メンテナンスの手間を考えなければ、天井に「ダウンライト」を配置するのも効果的です。
一方で、天井に張り付けるタイプの「シーリングライト」は、明るさの面だけでなくメンテナンスの面でも他のライトに劣っているため、あまりおすすめできません。

□吹き抜けの照明で失敗しやすいポイントとは

ホール (40)

1つ目は、カタログスペックのみを見てしまうことです。
カタログにおける照明の明るさは、一般的な天井の高さを基準として表記されています。
そのため、比較的天井の高い吹き抜けの場合は、通常の明るさを選ぶと暗く感じてしまうでしょう。
1つの目安として、2階吹き抜けの天井に照明を置いた場合は、4分の1の明るさになることを覚えておきましょう。

2つ目は、明るくしすぎることです。
1つ目の失敗を避けるために過度に明るくすると、今度は落ち着きのない空間になってしまいます。
明るい空間を作るのは大切ですが、明るくしすぎるのも生活の質を落としかねないので注意しましょう。

3つ目は、明るさのむらについてです。
空間が縦に伸びていることもあり、吹き抜けに1つの照明を配置するだけでは、明るさにむらが出てしまいます。
そのため、少し電気代がプラスでかかってしまいますが、照明器具を増やしてむらをなくす必要があります。
また、観葉植物や作業スペースになるテーブルについては、特定の箇所を照らすことで「明かり溜まり」を作る手法もおすすめです。

□まとめ

今回は、吹き抜けを導入したい方へ、おすすめの照明や失敗しやすいポイントを紹介しました。
吹き抜けに照明を配置する際には、ダウンライトを取り入れたり、メンテナンスしやすい位置にペンダントライトやスポットライトなどを置いたりすると良いでしょう。
また、カタログスペックのみで明るさを判断しないこと、明るくしすぎないこと、明るさのむらをなくすことを意識して配置しましょう。

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