吹き抜けの窓にはどのようなデザインがある?内窓についても紹介します!

2023.03.22 #間取り、プランの考え方

ご自宅に解放感をもたらしてくれる「吹き抜け」。
さらに「吹き抜け」と「窓」を組み合わせれば、ご自宅のデザイン性をぐっと高められるでしょう。

この記事では、吹き抜け窓のデザインについてご紹介します。
また、吹き抜けの問題点を懸念されている方のために、それらの解決方法としての「内窓の設置」についてもあわせてお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

□吹き抜けの窓のデザインは?

a4edba631e2e833dd6f2615659fe0f43

まずは、吹き抜けと窓を組み合わせた、実際の施工事例についていくつかご紹介します。

1つ目は、吹き抜け部分に大きな窓を設けたデザインです。
大きな開口窓を設けることで、高級感のある1段上のおしゃれを演出できます。
太陽光を最大限取り込んだ、リゾートチックな外観にしたい方におすすめです。

2つ目は、天井に窓を設置したデザインです。
壁面に窓を設けた吹き抜けだと、どうしてもプライバシーが心配になってしまうかもしれません。
そこで天井に天窓を設けることで、吹き抜けのデメリットを回避しながら、十分な採光と開放感を確保できます。

3つ目は、縦長の高窓を設置したモダンなデザインです。
細長いスペースにスリット窓を設置したり、縦長の高窓を設けたりすることで、まるで壁一面に大きな窓を作ったような広大な解放感を創出できます。

4つ目は、1階部分に窓を設置しなくても、明るい空間を作れるデザインです。
1階の部屋に窓を設けることが難しい場合であっても、吹き抜け窓からの太陽光と、吹き抜けによる広いスペースによって、十分明るい空間を作れます。
さらにスケルトン階段を取り入れれば、光を遮ることなくおしゃれ度も高められますよ。

□内窓を設置するとどのような効果が得られる?

DSC_5387

吹き抜けと窓を組み合わせることで「解放感」と「採光」を期待できますが、一方でマイナス面もあります。
例えば、「冷暖房の効きが悪くなり光熱費がかさむ」「キッチンやリビングの音が家全体に響き渡ってしまう」ことが、吹き抜けを作るうえで問題視されています。

こうした吹き抜けの問題点を改善するための方法としては、内窓を設置することがおすすめです。
内窓を設置し上下の階を遮断することで、冷暖房の効き目を良くし、光熱費を抑えられます。
また騒音についても各階で遮断できるため、テレワークや趣味、勉強で集中したいときに気が散る要因を排除でき、快適な暮らしを実現できますよ。

□まとめ

今回は、ご自宅のデザイン性を高める吹き抜け窓と、その問題点を解決するための方法として内窓についてご紹介しました。

解放感をもたらす吹き抜けと窓の組み合わせですが、機能面では少し懸念しなければならない部分もあります。
拭き抜けによるおしゃれなデザイン性を保ちながら、機能性を高めて快適な住宅を実現したい方は、内窓を設置することを検討してみてください。

一覧に戻る