快適な暮らしを実現する上で、風通しの良さは欠かせませんよね。
風通しが良い家にするためには何が大切なのか知りたいと思っている方は多いでしょう。
今回は、風通しが良い家にするための要素と、間取りのポイントをご紹介します。
間取り決めに頭を悩ませている方は、風通しを確保できるよう、ぜひ参考にしてみてください。
□風通しが良い家の要素!
やはり、お家に空気の流れ道があり、風が吹き抜けていくと心地よさを感じることでしょう。
そのような風通しの良い家の要素として大切なのが「窓の配置」と「換気扇の設置」です。
*窓の配置
掃除機をかけたり、食事を作ると、どうしても室内には汚れた空気や臭いが充満してしまいます。
しかし、窓を開けたときに自然の新しい風が吹き込んでくれば、スムーズに古い空気との入れ替わりができます。
対角線上に窓を配置することで、どの季節でも風通しが生まれ、空気が十分に循環することでしょう。
空気が循環することで、カビの発生による建物の劣化も抑えられます。
*換気扇の設置
お部屋の換気を行う方法は風通しを作ることだけではありません。
例えば、限られた土地で一戸建てを建てる場合、隣家との距離の問題上、窓を配置しても十分に風が入ってこないケースがあります。
その場合は、換気扇を設置することで外部の空気を取り込み、機械的に空気の循環を生み出しましょう。
□風通しが良い間取りのポイント!
風通しが良い家とは、「風の通り道が確保されている家」のことです。
とりあえず大きな窓を配置すれば、風通しが良くなるというわけではありません。
そこで、窓をどのように配置すれば、理想の風通しが生まれるのか意識すべき3点をご紹介します。
1.窓は対角線上に2つ以上設ける
換気する際のポイントは2か所以上の窓を開けて空気の流れる道を作ることです。
お部屋のドアを含めると、風の出入り口が2つ確保できますが、プライベート空間で過ごしたい場合、ドアを閉めて使用することが多いでしょう。
窓は1つあれば十分かもしれませんが、風通しの面では十分とは言い切れないでしょう。
ぜひ意識的に2つ以上窓を設けることを心がけてみてください。
2.窓は高い位置に
暖かい空気は上に行くという空気の性質上、窓が高い位置にあったほうが空気は効率よく循環します。
窓が低い位置にある場合、暖かい空気は上で溜まり続け、新鮮な空気のみが下で循環し続けるといった状況が生まれます。
このように、窓の位置によっては完全に空気の入れ替えを行うことはできません。
やはり窓はできるだけ高い位置に設置する方がベターと言えます。
3.風の流れに沿って窓を配置する
地域や立地によって、風の流れる向きは異なります。
地域性・立地条件から風向きを判断した上で、窓を配置していくと、より風通しが良くなるでしょう。
□まとめ
今回は、風通しが良い家にするための要素と、間取りのポイントをご紹介しました。
ぜひ、風通しを確保して快適な暮らしを実現するための参考にしてみてください。
当社は、お客様に寄り添った家づくりを目指しています。
無料相談も受け付けていますので、窓の配置位置・間取りに関する悩みや家づくりの中で感じている不安、なんでもお気軽にご相談ください。
家づくりへの熱い想いを持ったスタッフがお客様の理想の家づくりをお手伝いします。