2021年9月4日
「注文住宅の玄関の間取りはどうしたら良いのかな」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
玄関の間取りというのは、後々不満が出やすい場所ですので、しっかりと対策をする必要があります。
そこで今回は、玄関の間取りを決める際のポイントについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□玄関の間取りは不満が出やすい
玄関の位置は土地の方角や道路の状況によって決まることが大半です。
そのため、間取りや使い勝手についてはあまり意識されない方も多いでしょう。
しかし、玄関は日々出入りする場所であり、お客様を迎える大切な場所でもあります。
そのため、そこをしっかり意識して作らないと不満が出やすいでしょう。
家族全員が何回も使用する場所ですので、当然汚れも溜まりやすいです。
靴やおもちゃなどで溢れてしまい、散らかってしまうかもしれません。
宅急便や回覧板を受け取る際など、ちょっとした時にも見えてしまう場所ですので、すっきりさせておきたいですよね。
他の部屋の間取りを決めた後に、余ったスペースを玄関にするのはオススメできません。
あらかじめしっかりと考えて、使いやすくオシャレな玄関にしましょう。
□玄関の間取りを決める際のポイントとは
では玄関の間取りを決める際にはどういった点を意識したら良いのでしょうか。
続いては玄関の間取りを決める際のポイントを2つ紹介します。
1つ目は、上り框(あがりかまち)の高さと形を人と住居によって変えることです。
上り框とは、玄関の土間部分と廊下との段差のことです。
高さは、1から30センチと幅広く、人や住居の状況により決めるのが良いと言われています。
例えば、移住者の中に高齢者の方がいらっしゃれば、30センチの高さにすると大変ですよね。
そこを通るたびに、わざわざ座り込む手間が生じるかもしれません。
バリアフリーの観点から考えても、上り框の段差は低い方が良いでしょう。
しかし、上り框が低いと今度は砂やゴミが床の上に入りやすいという問題もあります。
住宅の周辺が土や砂が多いところだと、これはかなり深刻な問題となるでしょう。
2つ目は、玄関収納の大きさは人数を考えて決めることです。
靴箱と一体となっていることが多い玄関収納ですが、ちょっとしたアウトドア用品も入れられます。
大きければ便利ですが、大きすぎると玄関スペースを圧迫してしまいます。
収納の大きさは人数を考えながら、決めてください。
男性は平均5から6足、女性は平均で11から15足の靴を持っていると言われています。
しかしこれはあくまで目安なので、実際にパートナーとの靴の数を確認して決めましょう。
□まとめ
玄関の間取りを決める際のポイントについて解説しました。
実際にご自身の玄関の間取りを決める際は今回の記事をぜひお役立てください。
当社では、創業してから今に至るまで新築やリフォーム事業に携わっています。
注文住宅でお悩みごとがございましたら、ぜひ当社にご相談ください。