2021年5月4日
注文住宅は理想の暮らしを実現できることから非常に人気が高いです。
自分たちの意見を反映させやすい反面、よくある後悔として収納が挙げられます。
せっかくの新築で物があふれてしまう家にならないようにするためにも収納の奥行きは大切です。
収納についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□奥行きの重要性について知っておこう!
収納スペースは、一般的に床面積の12%が良いとされています。
しかし、収納する物や人によって、スペースや奥行きは大きく変わります。
ここでは、収納の奥行きの重要性について紹介します。
従来の日本では布団をしまう家庭が多く、深い奥行きの収納が一般的でした。
しかし、現在では奥行きが浅い方が使いやすいといわれています。
例えばキッチンでは、お皿やお箸、調味料などの小物が多く、奥行きが深いとすぐに取り出せません。
キッチンでは効率が重要視されるため、奥行きは浅い方が良いでしょう。
また、クローゼットは60㎝ほどの奥行きがあれば良いとされています。
この程度の奥行きにすると服の肩幅を崩さずに取り出しやすいのです。
このように収納の奥行きは、かさばる物や布団の場合は押入れのように深く、よく使う物や小物などは浅くするようにすることをおすすめします。
□おすすめの収納スペースをご紹介!
ここまでは奥行きの重要性について紹介しました。
奥行きは何を収納するのかによって重要性が変わってきましたね。
ここからはおすすめの収納スペースを紹介していきます。
1つ目は壁面収納です。
壁面収納とは柱などの出っ張りを利用して壁一面を収納スペースとして使用する方法です。
壁一面が収納スペースになることによって物であふれているようには見えません。
また、窓を付ければ普通の壁のようにも見えるでしょう。
このように、デッドスペースを活用できるだけではなく、工夫次第でさまざまな可能性を秘めている壁面収納を取り入れてみてはいかがでしょうか。
2つ目はつり棚収納です。
注文住宅では、どの部屋も同じ高さである必要はありません。
例えば、トイレにはそんなに高い天井は必要ないですよね。
このような高い天井が要らないスペースに棚を付けると収納スペースとして確保できます。
また、あらかじめビスを設置しておくと板を用意するだけで収納棚が完成します。
□まとめ
今回は収納の奥行きについて紹介しました。
収納で後悔をすることがないように、あらかじめ生活をイメージしてみましょう。
注文住宅をお考えの方はぜひ一度当社にご相談ください。