2021年7月4日
「水回りの間取りを決める際はどういったことに注意すれば良いのか」
このように注文住宅の水回りで悩まれている方が多いと思います。
水回りは毎日使用するため、慎重に決めたいですよね。
そこで今回は、水回りの間取りを決める際のコツをご紹介します。
□水回りの間取りを決める際のコツとは?
基本的には、水回りをプランニングする際は、キッチンや浴室、トイレなどをできるだけ1つにまとめることがポイントです。
調理や洗濯など家事に関わる部分が近くにあれば、家のあちこちを移動する必要がなく、一カ所でスムーズに家事が行えるでしょう。
加えて、水回りが一箇所にまとまっていることで、配管設備にかかるコストも抑えられます。
さらに、水回りスペースからすぐに外に出られるように、屋外に洗濯物を干す場所を確保しておくことも大切です。
これらを踏まえると、水回りは家事動線をきちんと考慮した上で、一箇所にまとめるのが良いでしょう。
□水回りの家事動線を考えた間取りの事例について
1つ目は水回りを回遊した間取りです。
通常、水を使う調理、洗濯、トイレ掃除など別の種類の作業を同時で行わなければなりません。
例えば、料理をしている間にお風呂を掃除したり、洗濯機をまわしている間に料理したりすることが挙げられるでしょう。
その点、回遊性のある間取りは、移動歩数を減らしてくれるため、家事のストレスを軽減してくれるでしょう。
2つ目は脱衣室を大きくとった間取りです。
洗濯を時短するには、動線の距離を短くする必要があります。
動線の距離が長いと、日々の生活を不便に感じることが多いでしょう。
日々の生活を快適にするには、脱衣室のスペースを大きくし、洗濯の一連の動作を一貫して行えるような間取りにすることが大切です。
3つ目は洗濯のストレスフリーな間取りです。
この間取りでは、ウォークインクローゼットに洗濯機が置けます。
そして、「洗う」「干す」「たたむ」「しまう」の動作を一連の流れで行えるため非常に便利でしょう。
さらに、家族全員分の衣類を一カ所にまとめられるため、家族ごとに仕分ける必要がありません。
そのため、家族が多いご家庭にはおすすめです。
加えて、ハンガーで乾かした衣類をそのままかけられるので、たたむ作業が減る利点もあるでしょう。
□まとめ
今回は、水回りの間取りを決める際のコツを紹介しました。
日々の家事を快適にするには、水回りを一箇所にまとめることが大切ですね。
また、この記事に関する質問やお悩み等ありましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。