注文住宅を建てる際に何から決め始めたら良いのか分からないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方はまず、コンセプトを決めてみることをおすすめします。
そこで今回は、注文住宅でコンセプトを決めるメリットとその決め方についてご紹介します。
□注文住宅でコンセプトを決める3つのメリット
1.家づくりの指標になる
注文住宅は自分だけでなく、家族や設計士などがチームとなって話し合いながら作り上げていくものです。
コンセプトは注文住宅を作る際の基本的な考え方のようなもので、チームの家づくりの大事な指標です。
間取りや外観などに迷ってなにか判断を下さなければいけない際には、コンセプトを思い出し、それに沿って考えることで適切な判断が下せるようになります。
2.統一感が生まれる
コンセプトを決めておらず、したいことを詰め込んだ家になってしまうと、まとまりのない家になってしまう可能性があります。
コンセプトを決めておくことで、家の一つ一つが素敵なことはもちろん、全体で見てもまとまっていて素敵な家を実現できるでしょう。
3.やり残しがなくなる
注文住宅を建てた後に「ああしとけば良かった」と後悔はしたくないですよね。
コンセプトを決めて沿うことによって、自分のやりたいことはその家に詰まっているため、後悔がなくなるはずです。
□コンセプトはどうやって決める?
ここまではコンセプトを決めることは注文住宅を建てる際に大きなメリットが得られることを紹介しましたが、ではどのようにして決めたらよいのでしょうか。
*問題点を挙げる
注文住宅ではできれば、不満のない家にしたいもの。
そのためにも今抱えている不満を注文住宅でも抱えたくはないですよね。
新居で快適に過ごせるようには現状の問題点を挙げることが大切です。
コンセプトを決める際にはこの問題点を含まないようなコンセプトにしましょう。
*理想を書き出す
ここでは設備ではなく、暮らしに着目した理想の家を書き出しましょう。
例えば「全体の温度が均一な家」や「プライベートルームを充実させたい」、「リビングをきれいに保ちたい」などです。
間取りや設備に着目してしまうと、構造や予算的に厳しい場合があります。
*優先順位を決める
要望が全て詰まった理想の家を実現することは、ほとんどの場合難しいです。
そのため、要望に優先順位を決めましょう。
コンセプトを決める際にもこの優先順位が明確であればあるほど、決めやすくなります。
優先順位に基づいてコンセプトを考えてみましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅でコンセプトを決めるメリットとその決め方について紹介しました。
コンセプトを決めることによって、後悔のない統一感のある家づくりがしやすくなります。
そのため、注文住宅を建てる際には、コンセプトを最初に決めてみてはいかがでしょうか。