2022年8月4日
スキップフロアについてどういうものか知っていても、どのようなメリットがあるのか、どのような活用方法があるのか分かりませんよね。
そこで今回は、スキップフロアについて紹介します。
注文住宅をお考えでスキップフロアを採用しようかご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
□注文住宅にスキップフロアを設けるメリットとは?

スキップフロアとは、ドアや壁などの仕切りではなく、段差を利用して空間を分けたスペースのことを指します。
このスキップフロアを設けると、さまざまなメリットが得られます。
1つ目は、空間を有効活用できることです。
段差を利用して空間を分けているため、縦の空間が広がり、間取りの自由度が高くなります。
さらに、一定の条件を満たていれば、容積計算上の延べ床面積に加算されないため、土地に対して実質的な床面積を増やせます。
2つ目は、開放的で明るい空間になることです。
壁や扉で空間を仕切らないため、光が通りやすく、開放的で明るい空間になりやすいです。
空間を開放的にする間取りとして、吹き抜けも人気ですが、吹き抜けは建物の床面積が減ってしまいます。
床面積を減らしたくない方は、スキップフロアがおすすめです。
3つ目は、リビングからの景観が良くなることです。
スキップフロアは、リビングやダイニングとの間に仕切りがないため、開放的で立体的な景観になります。
フロアの高さに変化があると、想像以上にインパクトのある風景が生まれるため、飽きのこないデザインの家にできます。
□スキップフロアの活用事例を紹介!

スキップフロアにはさまざまなメリットがあることが分かりましたが、実際にどのように活用するのか分かりませんよね。
ここからは、スキップフロアの活用事例を2つ紹介します。
1つ目は、書斎として活用することです。
中2階部分にスキップフロアを設けることで、天井高を高くとれて、開放的な空間にできます。
書斎を設けたいが部屋数が足りないという方は、スキップフロアを書斎にすると良いでしょう。
2つ目は、読書コーナーとして活用することです。
本棚とベンチを設置することで、読書コーナーにする方法もあります。
縦に使える空間が広いため、収納量が確保でき、明るい空間で本を読めます。
□まとめ
今回は、スキップフロアについて紹介しました。
スキップフロアは空間を有効的に活用できたり、開放的で明るい空間にできたりします。
このようなメリットから、書斎や読書コーナーとして活用する方もいらっしゃいます。
今回紹介した内容に魅力を感じた方は、スキップフロアの採用を前向きに考えると良いでしょう。