せっかく注文住宅を建てるなら、家事が楽になるような家にしたいですよね。
このような家を建てるために重要なのが、動線です。
動線を重視しなければ、後悔してしまう場合もあります。
そこで今回は、動線で後悔する点と動線が良くなる間取りをご紹介します。
□動線を考えないと後悔する点
*移動時間がかかる
動線が悪いと家事のための移動時間が増えます。
例えば、風呂や洗濯機が一階でベランダが二階にあったとします。
この場合、洗濯だけを見ても、洗濯物を干すために一階から二階へと移動して、干した後は洗濯カゴを持って二階から一階に移動しなくてはいけません。
この一回当たりの移動時間は数十秒ですが、これが一ヶ月や一年と積み重なっていくにつれて、とても長い時間になります。
*家事の労力が増える
玄関と冷蔵庫が離れていると、それだけ荷物を持って歩く距離が増えます。
また、先ほどの例の様に洗濯機が一階でベランダが二階にある場合は、重い洗濯物を持って階段を上がらなくてはいけません。
動線を考えていなければ、単純に家事の労力が増えてしまうのです。
*片づけにくい家になる
収納場所と普段使っている場所が遠いと、収納することも使うことも大変です。
次第に片づけることがめんどくさくなり、その場に置きっぱなしになってしまいます。
家事動線を考えることで、すっきりと片付いた家を保つことにつながります。
□動線が良くなる間取り
お風呂、ランドリールーム、クローゼットを隣接させることで、洗濯・干す・収納といった流れをスムーズに行えます。
移動距離を減らすと、家事の労力や移動時間を減らせるというメリットがあり、家事のストレスを軽減させることが可能です。
収納をウォークスルー収納にすることによって、動線を短縮させることができます。
ウォークスルー収納は、一般的に出入口が二つあるため、クローゼット内の通り抜けが可能であり、そのため部屋同士をつなぐ動線になります。
玄関からお風呂や洗面所に直行できる間取りの注文住宅も動線が良くなります。
玄関から水回りに直行できることによって、汚れて帰ってきたときや雨でびしょ濡れになってしまった場合にすぐにお風呂や洗面所に行くことができます。
□まとめ
今回は、動線で後悔する点と動線が良くなる間取りを紹介しました。
動線を考えなければ、家事の労力や移動時間が増えてしまいます。
注文住宅を建てる際に、動線で後悔しない家にするためにこの記事が参考になれば幸いです。