2022年8月4日
家づくりでどのような階段にするかお悩みの方は多いでしょう。
階段の種類はさまざまですが、その中でもおすすめなのがリビング階段です。
今回は、リビング階段のメリットとデメリットを解説します。
階段でお悩みの方は、ぜひお役立てください。
□リビング階段のメリットについて
リビング階段には以下のメリットがあります。
1つ目は、リビングが広く見えることです。
リビング階段は、リビングに階段を設けるため、実際のリビングよりも広く見える特徴があります。
そのため、リビングを広く見せたい方は検討してみると良いでしょう。
2つ目は、家族とのコミュニケーションが増えることです。
リビング階段にした場合、2階に上がるためにリビングを通る必要があります。
もしお子様の部屋を2階に設けた場合、お子様が帰宅後に必ずリビングを通るため、自然と家族同士のコミュニケーションが増えるでしょう。
3つ目は、階段下をインテリアや収納に活用できることです。
階段下はデッドスペースになりやすいですが、その空間をうまく利用することで、インテリアや収納にできます。
例えば、テレビボードを置いたり、書斎コーナーにすることがおすすめです。
□リビング階段のデメリットとその対策方法について
リビング階段を設けるメリットはさまざまありますが、それと同時にデメリットも存在します。
ここでは、リビング階段のデメリットとその対策方法について解説します。
*音や臭いが広がりやすい
開放的な空間であることはメリットと言えますが、デメリットとも言えます。
その理由は、リビングで発生する音やキッチンの臭いが2階に伝わりやすくなってしまうからです。
この対策として、音に関しては、リビングに防音性の高い素材を使ったり、階段に扉を設置したりすることが挙げられます。
臭いに関してはキッチンと階段を離したり、キッチンの換気を頻繁に行ったりすることが挙げられます。
*空調が効きにくい
1階と2階がつながっているため、冷暖房でリビングの温度を適温にしようとしても、2階に空気が逃げてしまいます。
この対策として、シーリングファンを設置したり、断熱対策をしたりすることが挙げられます。
シーリングファンを回すと室内の空気を循環させられるため、空調が効きやすくなります。
□まとめ
この記事では、リビング階段のメリットとデメリットを解説しました。
それぞれについて理解していただけましたでしょうか。
今回解説したデメリットを許容できる方は、リビング階段を採用してみてはいかがでしょうか。