2021年4月4日
「間取りの決め方について知りたい」
注文住宅の購入を検討中で、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
間取りを決める際には、いくつかのポイントについて把握しておく必要があるでしょう。
そこで今回は、間取りの決め方とその際のポイントについて解説します。
□間取りの決め方とは

*優先順位と生活動線を考慮する
家族それぞれで、間取りに関する意見が違う場合は多いです。
例えば、書斎を設置するスペースを考える際には、基本的に1人で使用する場所であるため意見の衝突が起こりやすいでしょう。
優先順位を決めるために、家族全員の意見をすり合わせてそれぞれの要望を考慮するようにしましょう。
また、生活動線を想定しておくことも必要不可欠でしょう。
例えば、買い出しに行った後に、玄関からキッチンまでの動線が長ければ負担が増えますよね。
その点、その動線を短くしておくと、スムーズに移動できるため便利です。
そのため、あらかじめ実際の生活を想像して間取りを決めると良いでしょう。
*住居環境を把握する
住宅の土地に面した道路の種類や方角などの住居環境については把握しておく必要があります。
例えば、人の行き来が多い場所に住宅を建てる場合は、外から見えづらい間取りにする必要があります。
さらに、日当たりについて検討するためには、方角についてもよく考えるようにしましょう。
このように、間取りについて考える際には、土地の形状や居住環境に配慮しましょう。
*ゾーニングを行う
これは、間取りを使用目的ごとに分類することで、大きく分けて2つあります。
1つ目は、土地全体です。
土地の中で建物や庭、駐車場をどの箇所に配置するのか決めましょう。
2つ目は、住居部分です。
住宅内での動線を考慮して、部屋の位置を決めていきましょう。
□間取りを決める際のポイントとは

ポイントは主に2つあります。
1つ目は、家事動線です。
家事は時間と労力がかかるため、なるべく手間を省きたいですよね。
そのためには、家事動線について考慮する必要があります。
例えば、勝手口の横にパントリーとキッチンを設置し、その奥にランドリースペースを設けた場合、料理や洗濯などの家事を同時に進行できるので効率良く作業できます。
2つ目は、通勤動線です。
通勤動線について考慮されていない場合、忙しい朝に住宅内で家族同士の停滞が発生するでしょう。
それを防ぐためにも、通路を広くして幅を確保する必要があります。
□まとめ
今回は、間取りの決め方について解説しました。
注文住宅の購入を検討中の方は、ぜひ今回の記事を参考にして間取りを決めてみてください。
また、当社は注文住宅に関するご相談を承っているので、お気軽にお問い合わせください。