2020年11月23日
せっかく注文住宅で家を建てるなら、外観や内装だけでなく、間取りにもこだわりたいですよね。
とはいえ、実際何を基準に間取りを考えれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
こうした場合におすすめなのが、動線を考えた間取りです。
そこで今回は、動線を考えた間取りづくりのポイントをご紹介します。
□家事動線を考えた間取りにするには
家の中の動線と言っても様々ありますが、中でも代表的なものといえば家事動線ですよね。
まずは、毎日行う家事を少しでも楽にするために、家事動線を考えた間取りづくりのポイントについてご紹介しましょう。
もっとも、家事の負担を減らし、効率よく動くためのポイントとしては、家事動線を短縮することが欠かせません。
そのためには、家事に関わる経路の無駄をなくす必要があります。
具体的な方法としては、洗面所やキッチン、物干し場の距離をできる限り近く配置することが挙げられます。
直接的に距離を短縮した間取りにすることで、移動にかかる時間もその分短縮できるでしょう。
他にもリビングやキッチン、トイレや洗面所などを一周できる回遊動線を設けることもおすすめです。
この動線があることによって、室内に行き止まりがなく、両方向から部屋を出入りできますよね。
したがって、部屋間の移動がスムーズになり、家事の効率も上がるでしょう。
□通勤動線や来客動線を考えた間取りにするには
室内の動線は、家事に関わるもの以外にも、通勤動線や来客動線があることをご存知ですか。
続いては、これらの動線を考えた間取りづくりのポイントについてご紹介します。
家族が多く、尚且生活習慣が似ているご家庭の場合は、廊下や洗面所の朝の混雑が予想されますよね。
こうした場合に、もし通勤動線が考えられていなければ、家の中で渋滞が起こってしまうでしょう。
そうならないためにも、それぞれが自らの支度をし、スムーズに移動できるような回遊動線を想定しておくことが望ましいです。
また家の中ですれ違いになっても困らないよう、廊下などの通路も少し広めにとっておくと良いですね。
来客動線に関しては、プライベートな空間や物が見えないような間取りを心がけましょう。
もし来客が来た際に、玄関から浴室や洗面所が丸見えになってしまうと恥ずかしいですよね。
そうならないためにも、見せたくない物は見えにくい位置に配置するか、もしくはキッチンなどであればパントリーを設置し、しまえるスペースを作っておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、動線を考えた間取りづくりのポイントについてご紹介しました。
簡単なポイントを押さえるだけでも、格段に生活しやすい間取りになりますよね。
家を建てた後の後悔を少しでも無くすためにも、ぜひ今回ご紹介したポイントをご参考に、間取りについて検討してみてはいかがでしょうか。