2020年10月23日
注文住宅の購入は、一生に一度の大きなお買い物ですよね。
購入後の後悔がないよう、事前に夫婦間での話し合いが必要ですが、お互いに理想が異なり、喧嘩になることもあるでしょう。
とはいえ、遠慮しあっていては納得した家づくりができません。
そこで今回は、夫婦で心がけたい注文住宅の話し合いの進め方をご紹介します。
□注文住宅における話し合いで夫婦喧嘩に発展する理由とは
「そもそも注文住宅における話し合いでなぜ夫婦喧嘩に発展するのか分からない」
そうおっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、夫婦喧嘩に発展する理由としては様々ありますが、夫婦で注文住宅を検討している場合でも、その中の約半数の夫婦が住宅に関する意見が一致していません。
つまり約50パーセントの夫婦は、話し合いを始める前の段階から、意見が分かれています。
意見が分かれた状態からの話し合いは、まずどちらかが妥協する必要があるため、必然的に喧嘩に発展するケースが多くなるでしょう。
住宅に関してよく夫婦で意見が分かれる内容としては、エリア選びや予算が挙げられます。
エリア選びに関しては、男性が通勤時間、女性が子育て環境を重視するという点から、望むエリアの不一致がよく起こります。
予算に関しては、家事を行う場合が多い女性は、多少の予算オーバーがあっても、使いやすさに関しては妥協したくないという方が多い傾向にあります。
その一方で、男性は確実に予算の範囲内で収めることを優先するため、意見が分かれやすいと言えるでしょう。
□夫婦喧嘩にならないための話し合いの進め方とは
注文住宅における家づくりでは、プランを決めるよりも前に、まずは夫婦で家の理想像についてよく話し合うようにしましょう。
この過程を飛ばしてしまうと、家づくりの打ち合わせの段階で初めてお互いのこだわりを知ることになるため、予定通りに話し合いが進まない可能性があります。
スムーズに打ち合わせを進めるためにも、事前に夫婦で話し合う時間は十分に設けるようにしましょう。
また話し合いの中ではっきりしておきたいのが、夫婦がお互いに譲れない部分です。
誰でも何かしらのこだわりは持っているため、まずは数を決めて自分の譲れない部分を書き出してみましょう。
文字に起こすことで相手の譲れない部分を確認できるだけでなく、自分の内容も客観視できるため、話し合いの内容を整理しやすくなります。
その際は、お互いの意見を尊重し、合意できる点をできるだけ多く探すようにしましょう。
□まとめ
今回は、夫婦で心がけたい注文住宅の話し合いの進め方をご紹介しました。
夫婦間で住宅の理想像が異なることは仕方のないことです。
それを踏まえた上で、話し合いの進め方を意識できるようにしましょう。
当社は、プラン作りにあたってご夫婦間の相違をなくす話し合いの場面を設けております。
ぜひお気軽にご連絡ください。